発酵の商品|2017年3月30日
黒麹(こうじ)など100%地元産の素材を使った新しい発酵調味料を開発しようと、ゆばなうれ大使(経済大使)の小泉武夫氏が理事長を勤める当機構の考案した地元産発酵調味料レシピ全6種をもとに、新商品の製造・販売を希望する地元事業者を募っていた石垣市は27日、5業者が5レシピを商品化したと発表した。5月以降、小泉氏考案の市公認ブランド「島の発酵食石垣醸し堂」として順次、販売・提供して行く予定。
小泉氏が会長を勤める全国発酵のまちづくりネットワーク協議会の全国発酵食品サミットに合わせ、日本橋の髙島屋で10月4日から1週間、加盟自治体の商品とともに紹介、販売される。
小泉氏は「100%石垣市のものを使っている。ブラックビネガーは日本にない商品。動物性タンパク質や野菜を使った商品は平安時代にあったもの」と希少性を強調し、「作っておしまいではない。機構は今後も商品を育てていく。さらにブラッシュアップしてよりよいものをつくっていきたい」。
八重山毎日新聞
2017年(平成29年)3月28日(火曜日)