発酵のイベント|2017年9月27日
日本は、日本酒、醤油、味噌、焼酎、味醂、漬物、甘酒、米酢、鰹節、魚醤、くさや、納豆、鮒鮓など、独自の発酵食文化を生み出し、今も尚私たちの命を支えています。和食がユネスコの無形文化遺産に登録されたのも、この発酵食文化があったからといっても過言ではないでしょう。
日本各地には、その土地の気候風土や受け継がれてきた伝統がつくりだす昔からの発酵食品が数多くあります。さらに昨今、発酵食品は保健的機能性を有する食品として注目され、現代の新しい発想や技術により、新たに開発される発酵食品も続々誕生しています。
今年の発酵サミットでは、全国発酵のまちづくりネットワーク協議会の会員が、地元の発酵食品や新たに開発(開発中含む)した発酵食品、また発酵食品を活用したまちづくりの取り組みなどを発表し、全国に発酵食品の輪を広げる発表会を行います。
開催日時
2017年10月3日(火) 13:00~17:30(開場 12:30)
会 場
野村コンファレンスプラザ日本橋(YUITO) 6階大ホール
東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル
開催内容
①基調講演 小泉武夫 テーマ「発酵の時代 来たる!」
②全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会員による発表会
③2017全国発酵食品サミット 日本橋宣言
参加費用
無料(一般参加可)
※時間内での入退場自由
※事前申込の必要はございません。一般の方は、当日、直接会場にお越し下さい。
なお、入場者数・席数に限りがございますので、お早めにご来場くださいますようお願い申し上げます。
会場が満席の際は、立ち見もしくはご入場ができない場合がございます点、何卒ご了承ください。
協賛:野村不動産株式会社
フェア・催販売 ~全国発酵食品サミットin日本橋タカシマヤ~
イベント ~発酵の学校~
10月4日(水)からは、髙島屋日本橋店で発酵食品フェアを開催。
1階正面イベントスペースでは「発酵の学校」を開校し、小泉武夫校長先生をはじめ、金内誠先生(宮城大学食産業学部 教授)、進藤斉先生(東京農業大学 准教授)、藤本智子先生(ミソガール)など、日本の発酵界におけるスペシャリストを講師にお招きし、発酵食品の魅力を楽しく講演していただきます。
発酵のイベント|2017年8月25日
今年で10回目の節目を迎える『全国発酵食品サミット』の記念大会が東京日本橋(中央区)で開催されることになりました。
東京日本橋から各地の発酵食品の魅力が発信される最高の機会となりますので、皆様のご参加とご協力を心からお願い申し上げます。
尚、毎年秋に開催されております「発酵文化推進機構 秋の講演会」は今大会の一環となります。
(イベントの行程)
全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会員と会員が推薦する企業の発酵食品の紹介と活動発表会。
日時:平成29年10月3日(火) 13:00~17:30
会場:YUITO 6階大ホール(東京都中央区日本橋室町2-4-3 日本橋室町野村ビル)
内容:全国発酵のまちづくりネットワーク協議会会員と会員が推薦する企業の発酵食品の紹介と活動を発表。
●交流会(会員の方のみ参加可能)
日時:10月3日(火)18:00〜19:30
会場:YUITO5階ホール
日時:10月4日(水)~10月10日(火) 10:30~19:30
会場:日本橋髙島屋1階イベントスペース、地下1階催事場・イベントスペース
(東京都中央区日本橋2-4-1)
内容:発酵食品の情報発信及び催事販売。
発酵の学校では、発酵の魅力を小泉武夫先生、他の講師陣が楽しく解説。
※内容・時間に変更が生じる場合があります。最新の情報については、ホームページでご確認ください。
詳細は追って紹介いたします!
発酵の講演会・総会|2017年6月30日
2017年6月12日(月)、本機構の定期総会ならびに懇親会が日本橋室町「豊年萬福」で開催されました。
平成28年度事業報告・平成29年度事業計画・収支予算が報告された後は、小泉武夫理事長による講演で発酵が持つパワーを再認識することができました。講演後は引き続き会場で懇親会が開催。参加して頂いた会員の方々が親交を深め、盛会のうちに幕を閉じました。
発酵の本|2017年6月30日
(文春新書)800円+税
くさいが美味い! 小さいがしぶとい!酵母、細菌、カビの神パワーに発酵仮面が迫る!!
古来から日本人は、麹(酒)、味噌、醤油など、微生物のはたらきを利用した食品を大切にしてきた。発酵によってアミノ酸など「うまみ成分」が増し、保存期間も長くなる。また、健康維持に「腸内細菌」が大きな役割を果たしていることも近年わかってきた。まさに人類は、微生物に支えられて生きてきたのである。
それだけではない。この地球上には人類が考えもつかないような“超能力”をもった微生物が、まだまだ無数に存在していることが明らかになってきた。たとえば、100℃以上の熱湯中に生きる微生物、超高濃度の塩水(死海)に生息する微生物、硫酸なみの強酸や強力放射能を浴びても死滅しない微生物……。
しかも、人類に天の恵みをもたらしてくれる微生物も続々発見されている。動物性脂肪を植物性油脂に変換する微生物、天然希少香料を醸す微生物、汚染物質や有毒化学物質を分解してしまう微生物、天然資源(レアメタル)のありかを探し出す微生物……。もちろん、新たな抗生物質、特効薬を作り出すのも微生物だし、食糧難を解決してくれる可能性さえ秘めている。
分子生物学の進歩によって、「ゲノム編集」「遺伝子組み換え」がブームだ。しかし、人為的にDNAを組み換えてわけのわからない生物をつくるより、自然界にまだまだ人知れず存在する“超能力微生物”を見つけ出してきて利用するほうが、はるかにエコロジカルかつ合理的ではないか。
驚愕の「微生物グルメ」のエピソードも満載!味覚を刺激されつつサイエンスのミステリーにせまる「発酵仮面」の真骨頂ここにあり!
(文藝春秋HPより)
発酵の本|2017年6月30日
(東京堂出版)1500円+税
終戦直後、野山を駆け回っていた小泉少年のお腹を満たした食べもの、懐かしいふるさとの味、そして戦後西洋化した日本の食卓・・・
食文化研究者である著者が、半世紀以上に渡る様々な食との出会いについて綴り、食卓から浮かぶ、戦後から現代までの日本社会と食文化の変遷を描く。著者の個人的「食歴」であり、戦後の日本人の食卓の貴重な記録。
(東京堂出版HPより)